事業ゴミの定期回収にかかる料金相場は?処分方法ごとの相場も徹底解説!|廃棄物|横浜市・川崎市内の廃棄物回収といえば日本ビソー

ゴミ回収業者

皆さんこんにちは!日本ビソーの森井です。

直近で様々な物価が上昇をしておりますが、廃棄物処理費用についても値上げされてしまって困っているという企業様も多いのではないのでしょうか?

今回は事業ゴミの定期回収業者選定のポイントを解説していきます。

最後に当社ではどのようなご提案をしているかもご紹介いたします。

 

 

目次

【①そもそも事業ゴミとは?】

事業ゴミとは事業に伴って発生する廃棄物のことです。

具体的には事業系一般廃棄物と産業廃棄物という2種類に区分されます。

図にすると以下のような分類になります。

 

ごみの分類

 

 

・事業系一般廃棄物とは?

事業系一般廃棄物とは、事業に伴って発生する廃棄物で紙ゴミ、生ゴミ、布ゴミ、木製ゴミのことを指します。

※ゴミを出す企業様の業種によっては産業廃棄物に該当する場合もあります。

 

事業系一般廃棄物は各市区町村で処理をすることが一般的で(民間業者でも許可を取得している場合は可能)、市区町村で定められた行政処分場で処理されます。

事業系一般廃棄物の回収を委託する場合は、一般廃棄物の運搬許可が必要となります。

 

 

・産業廃棄物とは?

産業廃棄物とは、事業に伴って発生する廃棄物でプラ製ゴミ、金属製ゴミ、ガラス製ゴミ、廃液類等が該当します。

厳密に言えば法律で定められた20種類の品目に該当するものを産業廃棄物と言います。

一般のオフィスで発生するものでは、ビン、缶、PETボトルやお弁当容器、ビニール類等が該当します。

産業廃棄物の処理は一般廃棄物と異なり、許可を受けた民間業者が行っており、運搬するための運搬業許可、処分するための処分業許可に分かれています。

 

 

【②事業ゴミの処理方法】

事業ゴミの処理はいくつか方法があります。それぞれの方法の解説とおおよその料金について説明します。

 

 

・自社で持ち込み

事業系一般廃棄物は原則、地区内の行政処分施設で処分されます。

ごみ置き場かた行政処分場までの回収を許可業者に委託することが一般的ではありますが、行政によっては自社で処分場までの運搬を認めていることがあります。

持込を行うことで自社で運ぶ手間が発生しますが、運搬費用がかからないため処理費を節約することができます。

 

例えば、主なエリアごとの事業系一般廃棄物は以下の通りです。

  • ・東京都23区:15.5円/㎏(令和5年10月1日より17.5円/㎏に改定されます)
  • ・川崎市  :15.0円//㎏
  • ・横浜市  :13.0円/㎏

 

行政によって処分単価、持ち込み方法が異なりますので、詳細は各市区長身のHPをチェックすると良いでしょう。

 

産業廃棄物の場合もお持ち込みができる場合がありますが、処分先が民間の会社になるので、各企業によって対応が異なります。

持ち込みの条件、持ち込みを行う際の費用等を処分会社に相談すると良いでしょう。

 

 

・行政に回収を依頼する

行政によっては事業系一般廃棄物の回収を行っているところがあります。

例えば東京都23区では廃棄物が少量しか発生しない事業者の場合は、行政に回収を依頼することができます。行政に回収を依頼する場合は、民間の許可業者より安価に回収を依頼できることが多いでしょう。ただし、行政の定める分別ルールを遵守する必要があり、回収曜日や回収時間も行政に合わせてゴミを出す必要があります。

 

例えば板橋区では、以下の料金で回収をしてくれます。

70ℓゴミ袋の場合:532円/袋

45ℓゴミ袋の場合:342円/袋

20ℓゴミ袋の場合:152円/袋

10ℓゴミ袋の場合:  76円/袋

※実際には対応する事業系有料ごみ処理券を購入し、ゴミを出す際に張り付ける必要があります。

 

一方で横浜市のように行政で回収を行っていない場合や、自治体によって分別ルール、ゴミの出し方も異なるので、ごみの発生が少ない場合は、一度行政に問い合わせをすると良いでしょう。

 

尚、産業廃棄物は民間の許可業者で処分をすることになるので行政で回収は行っておりません。

 

・許可業者に回収を委託する

最も一般的な方法では許可業者に回収を委託する方法があります。

民間の業者に委託することになるので、持ち込みや行政回収と比較すると費用がかかってしまいますが、回収時間を調整してもらえたり、急にゴミの量が増えて追加の回収を調整してもらえたりと、行政回収よりも柔軟な対応をしてもらえることがメリットになるでしょう。

 

事業系一般廃棄物と産業廃棄物を運搬処理するためにはそれぞれ必要な許可が異なりますので、両方の許可を取得している民間会社に委託すると業者を一本化することができるのでオススメです。

 

 

【③委託する際の注意点とは?】

定期回収を委託する際の注意点はどのようなものがあるでしょうか?

主に以下の点に注意が必要です。

  • ・必要な許可を取得しているか?
  • ・料金は適正か?
  • ・コンプライアンスへの意識が高い会社か?
  • ・電話スタッフ、営業スタッフの対応に問題はないか?

 

 

・必要な許可を取得しているか?

廃棄物処理を委託する際は必ず必要な許可を取得しているかを確認しましょう。

廃棄物処理には、排出事業者責任という考え方があり、発生させた廃棄物は自らが適正に処理しなければならないとされています。実際には自ら処理をすることは難易度が高く、ほとんどの場合は処理業者へ委託する形になりますが、処理業者へ委託した場合でも排出事業者(ゴミを出した事業者)の責任は変わらないとされており、委託した処理業者が不適正な処理をした場合でも責任を問われる可能性があります。

許可を取得していない企業に委託をした場合は、その時点で不適正処理とみなされますので注意が必要です。

一般廃棄物はゴミが発生する市区町村の許可、産業廃棄物はゴミが発生する都道府県等の許可を取得しているか必ずチェックしましょう!尚、産業廃棄物は運搬業許可のみを取得しており、処分は運搬会社が提携する他の処分会社へ持ち込みするケースが多いのでその場合は、処分先の会社が許可を取得しているかを必ずチェックしましょう!

 

 

・料金は適正か?

廃棄物の定期回収を依頼する場合は、必ず書面で御見積書を取得することが望ましいです。

業者によって料金体系や回収の条件も様々なので、書面で確認できるようにしておくと後からトラブルを避けることができます。オフィスの定期回収で予想される御見積の内訳は以下のようなものがあります。

1.一般廃棄物運搬費 →可燃物(紙ゴミ、木ゴミ、布ゴミ、生ごみ  )の運搬費

2.一般廃棄物処分費 →可燃物(紙ゴミ、木ゴミ、布ゴミ、生ごみ  )の処分費

3.産業廃棄物運搬費 →不燃物(ビン、缶、PETボトル、ビニール等)の運搬費

4.産業廃棄物処分費 →不燃物(ビン、缶、PETボトル、ビニール等)の運搬費

運搬費は回収回数単価制、重量単価制、袋単価制、月額固定制などの設定が予想されます。

処分費は重量単価制、袋単価制、月額固定制などの設定が予想されます。

業者によって単価設定が異なり比較がしにくい場合は、単価の根拠を確認したり、他業者と条件をそろえて見積依頼をすると良いでしょう。

また、不燃物(産業廃棄物)の回収、処分にはマニフェストという管理票の発行が法律で義務付けられていますので、マニフェストの発行費が含まれているのかも必ず確認しましょう。

 

 

・コンプライアンスへの意識が高い会社か?

許可の項目でも記載をしていますが、不適性な処理は排出事業者(ゴミを出した事業者)責任が問われます。許可を取得している業者委託をしたとしても、仮に不適正な処理があった場合は責任を問われる可能性があります。

そのため、廃棄物処理の委託をする際は法令順守への意識が高い企業へ委託することをオススメします。

業者選定の際は、営業担当に廃棄物処理について色々と質問して、法的知識があるのか?コンプライアンスの意識が高いのか?を確認すると良いでしょう。

廃棄物処理をコストととらえ、金額のみで業者を選定すると思わぬトラブルに繋がる可能性もあるので、業者選定の際は価格、企業の安定性、コンプライアンスへの取り組み等を確認の上、総合的に判断をすると良いでしょう。

 

 

・電話スタッフ、営業スタッフの対応に問題はないか?

先程の項目でも記載した通り、業者選定の際は、その業者で働く方の対応もチェックすると良いでしょう。法的な知識があるか?、対応は迅速か?、依頼に対しての対応力があるか?等々を確認しましょう。定期回収を委託する場合は、基本的に長い取引を前提としていると思いますので、安心できる企業に委託することをオススメします。

 

 

【④当社のご提案】

ここまで廃棄物業者選定のポイントについてまとめていきましたが、ここからは当社のご提案の特徴を紹介いたします。

 

 

・ご依頼から回収まで迅速な対応が可能

廃棄物の処理委託は必ず契約締結を実施する必要があります。紙媒体で契約を締結する場合は、製本、郵送、返送などの手間がかかり場合によっては契約締結までに1週間以上を要してしまいます。

新事務所の開店などは色々なことを並行して進めていく必要があるので、ゴミ回収業者への回収依頼がギリギリになってしまうケースも少なくないと思います。そんな時に紙契約で締結をすると暫くの間、新事務所にゴミを溜めておかなくてはならない・・なんてケースも発生してしまいます。

当社は廃棄物処理委託を電子契約で対応できますので、ご依頼から数日後に回収が可能です。

 

 

・WEB上から見積依頼も可能

当社では、HPからWEB上で情報を入力して頂くだけで御見積依頼が可能となっております。お下見のお時間を確保できないような場合は是非ご活用下さい!

お客様の情報、廃棄物の内容、回収期限等々をご記入の上、WEB上のフォーム画面から送信下さい。その情報をもとに営業スタッフから御見積書をご提示いたします。

※廃棄物内容によってはお下見をお願いする場合もございます。

 

 

・お客様に寄り添ったご提案

当社では、ご依頼の内容によりますが、可能な限りお客様のご要望に合わせた回収条件、処分のご提案をさせて頂いております。価格を下げたい方、リサイクル率を上げていきたい方等々、お客様のご要望に添ったご提案をいたします。

 

 

・知識を持つ専門スタッフを配置

廃棄物処理業界で10年以上働いている経験豊富なスタッフがおりますので、廃棄物の法律に関する事や、作業方法、特殊な廃棄物の処理方法など様々なご相談をお受けできます。

 

 

廃棄物処理を迅速かつ安全に委託したいというお客様がおりましたらお気軽にご相談下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

日本ビソー株式会社
〒221-0014 神奈川県横浜市神奈川区入江2丁目18番地 PPIH大口ビル208
TEL:045-401-7778
MAIL:info@nihon-biso.co.jp

HP:https://nihon-biso.co.jp/

WEB見積:https://nihon-biso.co.jp/quote/

日本ビソー㈱ロゴ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★