生前整理でやることリスト!目的・役割・手順を解説|横浜市・川崎市内の廃棄物回収といえば日本ビソー

生前整理

生前整理とは、自身が亡くなった後で残された家族が遺品整理等で苦労をしないように生前中に身の回りを整理することを指します。「身の回り」といっても、家具や家電、雑貨、資産など多岐にわたるため「何をどうすればいいのかわからない……」ということもあるのではないでしょうか?

そこで今回は、生前整理の目的や役割、手順を生前整理アドバイザーが在籍する日本ビソーが解説します。

 

 

 

目次

【生前整理とは?】

生前整理とは、ご家族や相続される方のために生前中に身の回りのモノや資産を整理することを指します。ただ、生前整理はご家族のためだけにするものではありません。生前整理によってこれまでの人生を振り返り、物理的にも精神的にもすっきりと軽くなることで、ご本人がその後の人生をより豊かに生きるきっかけになります。

また、広義な意味でいえば、モノや資産の整理だけでなく、自分の意思を残すことも生前整理にあたります。遺言書やエンディングノートがあれば、自分の想いを遺せることができるとともに、遺された方々の間でトラブルや争いになってしまう可能性も低減します。

 

 

 

【生前整理でやることリスト】

生前整理といっても何をすればいいかわからない……という方も多いのではないでしょうか?

生前整理には、明確な定義があるわけではありません。次のようなことを、できることから、できるタイミングで始めていきましょう。

 

 

・身の回りの整理

相続後に遺された方が処分に悩むのは、写真などの思い出の品です。生前整理では、必要なものは残したうえで、これからの人生で不要だと考えられるものだけを処分していきましょう。また、着なくなった洋服や和服、読まなくなった書籍や使わなくなった寝具などを処分すると、一気に収納スペースが広く使えるようになるものです。

身の回りのものを整理するときのコツは、捨てるものではなく、残すものに目を向けること。思い入れのあるものを無理に処分する必要はありません。身辺をすっきりさせることは、心理的にも自己肯定感や前向きな気持ちを助長させる効果があります。

 

 

・資産の整理

物理的なモノだけでなく、預貯金や不動産、有価証券などの資産も一度整理してみましょう。長く生きていると、自分でも把握できていない資産が眠っていることも少なくありません。また、取得した当時と価値が変わっているものもあるはずです。

不要な口座などは処分し、価値が変動するものについては査定や鑑定をしておくと、資産を承継しやすいうえに、誰に、何を引き継いでもらうか考えやすくなります。

 

 

・遺言やエンディングノートを書く

モノや資産の整理を機に、自分の「意思」を家族に伝えられるよう「形」にしておくこともおすすめします。主に資産の承継先や承継方法は「遺言書」に、それ以外の葬儀や金銭的な価値のないものの扱いの希望については「エンディングノート」に記しておきましょう併せて、資産の所在や価値は「財産目録」に残しておきましょう。

相続人同士がいわゆる「争族」になってしまう主な要因は、故人の意思が把握できないことにあります。分割しにくい不動産などの資産を共有とすることもまた、相続トラブルの要因になりやすいものです。遺言書やエンディングノートを書く際には、ご家族の希望もヒアリングしておくと良いでしょう。

 

 

 

【生前整理の進め方】

生前整理の進め方についても、決まりがあるわけではありません。基本的にはできることから着手すれば問題ありませんが、まずは身の回りの整理から始め、資産整理、遺言書・エンディングノートの執筆……と進めていくとスムーズです。

 

 

・必要に応じて専門家の力を借りる

生前整理をよりスムーズに進めるためには、専門家の力を借りることも検討してみましょう。身の回りの整理で多くのゴミや不用品が出た場合は、不用品回収業者に回収や運搬を依頼すると一度にすっきりします。

資産整理や遺言書の作成をする際には、税理士や弁護士に相談してみるのも良いでしょう。税理士に相談することで、生前贈与や相続時の税負担を引き下げられるかもしれません。また、弁護士に依頼するのは必須ではありませんが、法的効力がない遺言書は正式な文書として扱われません。「家族の税負担を下げたい」「確実に自分の意思を残したい」という場合はとくに、こうした士業・専門家に相談することをおすすめします。

 

 

 

【生前整理はいつ始めるべき?】

生前整理を始めるのに「早すぎる」ということはありません。「60歳」や「70歳」という節目に始める方もいれば、退職やお子さんが独立されたことをきっかけに始める方もいらっしゃいます。

 

 

・40代、50代から始める方も

冒頭で申し上げたとおり、生前整理には「その後の人生を豊かにする」といった効果にも期待できます。そのため「終活」としては早すぎると考えられる40代、50代で生前整理を始めることもおすすめします。

とはいえ、若い頃に生前整理を始める場合は「更新」することが大切です。資産状況や所有物は増えたり、減ったりするものです。その都度、財産目録や遺言書を更新したり、不要なものを処分したりすることを習慣づければ、常に物理的、精神的に身軽な状態で生活することができるでしょう。

 

 

・退職時は生前整理を始めるタイミングとして適している

退職は、ご自身の生活が大きく変わるタイミングです。多くの方は、退職後に新たな資産を取得したり、大きなお買い物をしたりすることはありません。加えて、お身体はまだまだ元気ということもあり、生前整理を始めるタイミングとしては適しているといえるでしょう。

退職時に生前整理をするメリットは、まだあります。それは、このタイミングで資産を整理することで、その後に使えるお金や時間が明確になることです。

老後資金が不足するとなれば、セカンドキャリアを築く。
資金的に余裕があれば、趣味に時間を使ったり、移住などを検討してみる

……このように、生前整理はご自身の「これまで」と「現状」を把握するためにも非常に効果的なため、その後の人生を豊かに、合理的に生きるきっかけになるのです。

 

 

・高齢者施設入居時

自宅を離れ、高齢者施設に入居するタイミングもまた生前整理に適したタイミングだといえるでしょう。

自宅を離れることで、自宅を資産の1つと認識できるようにもなります。売却して老後資金を捻出するのか、自宅を残して相続するかの判断もしやすいといえるでしょう。また、高齢者施設に入居するにあたっては身の回りに置いておくものを絞らなければならないため、取捨選択の必要性にも迫られます。

とはいえ、焦る必要はありません。何より大切なのは、ご自身のお気持ちやご家族の想いです。無理のない範囲で生前整理を進めていきましょう。

 

 

 

【まとめ】

 

生前整理というと「終活」「相続前にするもの」といったイメージがあるかもしれませんが、決してネガティブなものではありません。生前整理は、ご家族のため、そしてご自分のためにするものです。

日本ビソーには、生前整理アドバイザーが在籍しております。横浜市、川崎市内にお住まいの方を対象に、生前整理のお手伝いを行い、廃棄する物が多量に発生した場合には不用品の回収をさせていただいております。

 

 

当社は横浜市、川崎市で一般廃棄物の収集運搬業許可を取得しておりますので、適正な処分をご提案いたします。

「何から始めていいかわからない……」
「不用品が多くて自分だけでは処分できない」

このような方は、日本ビソーにお気軽にご相談ください。様々なお悩みを可能な限り解決いたします。

 

 

お電話以外にもWEB上から御見積のご依頼も可能となりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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