アクリル板はどのように廃棄する?感染対策に使用したアクリル板の廃棄方法について徹底解説|廃棄物|横浜市・川崎市内の廃棄物回収といえば日本ビソー

アクリル板

皆さんこんにちは!日本ビソーの森井です。

令和5年5月8日より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類感染症となり、感染対策の一環として使用していたアクリル板の廃棄を行う企業様が増えているようです。

当然当社にも多くの企業様よりアクリル板の廃棄についてご相談を頂いております。

今回はアクリル板の適正な廃棄方法、廃棄コストを抑える方法を解説していきます。

 

 

目次

【アクリル板はどのように廃棄する?】

アクリル板のような事業者から発生するプラスチック製のゴミは産業廃棄物の廃プラスチック類に区分されます。

産業廃棄物の処理は許可を取得している民間企業に委託して適切な処理を行う必要があります。

主な処分方法は以下の通りです。

 

 

・運搬から処分までを委託する

産業廃棄物は運搬業者、処分業者にそれぞれ運搬と処分を委託することが可能です。

運搬業者によっては社内に設置されるアクリル板の撤去・積込・処分場までの運搬を全て行ってくれる場合もありますので、大規模なオフィスでアクリル板の撤去をしたいけれど、自社ではアクリル板撤去作業やスケジュールが調整できないという場合は、運搬のプロである許可業者に委託することをオススメします。

運搬業者の中には搬出作業が得意な業者とそうでない業者がいますので、お問合せの際は大規模な搬出作業の実績の有無や養生等をしっかりと行ってくれるのかを確認して委託先を選定すると良いでしょう。

 

・処分のみ委託をして処分場までの運搬は自社で行う

自社で撤去作業ができ、自社の車両でアクリル板を運搬することが可能な場合は、処分業者に処分のみ委託するという方法がオススメです。この方法ですと搬出や運搬の委託をしない分安価に処分を行うことができます。

処分会社によって、得意な廃棄物、不得意な廃棄物があるのでプラスチックの処分やリサイクルが得意な処分会社を選定すると良いでしょう。処分会社のHPをチェックしたり、処分会社の営業担当にプラスチックリサイクルが可能かを確認して業者選定を進めていきましょう。

 

・リサイクルを行う

アクリル板は再生樹脂としてリサイクルすることが可能ですので、アクリル板の種類や量によっては売却を行うことも可能です。

アクリル板をリサイクル際の注意点はアクリル板の材質をしっかりと確認する必要があることです。

アクリル板といっても、アクリル、ポリカ、PET、塩ビと実はアクリル以外の樹脂で作られたアクリル板も多数流通しています。再生樹脂としてリサイクルする場合は樹脂ごとに分別して、引き取ってもらう必要があり、樹脂によって引取価格も変わってきますので、自社で利用していたアクリル板の発注履歴等から材質を確認しておくと良いでしょう。

 

ちなみに神奈川県では、アクリル板のリユース・リサイクルを推奨しています。

 

 

【アクリル板を廃棄する際の費用は?】

アクリルを廃棄する際の費用はどのような価格になるのでしょうか?

それぞれの方法ごとに解説していきます。

 

 

・許可業者に運搬~処分まで委託する場合

許可を取得している業者に運搬と処分を委託する場合は、運搬費と処分費がそれぞれかかります。

処分費は重量単価(○円/㎏)で設定されることが多いようですので、複数の信頼できる処分会社に単価を確認すると良いでしょう。

運搬費は回収の条件で大きく変動することが多いようです。

搬出までを依頼する場合は作業時間、作業人数が多くなりますので、高額になることが多いようです。

安価に運搬を委託したい場合は、トラックの駐車場所まで運びやすい箇所にアクリル板をまとめておくと良いでしょう。

 

・許可業者に処分のみ委託を行い、持ち込みを行う場合

許可を取得している処分会社にお持ち込みをする場合も、重量単価(○円/㎏)となることが多いようです。

処分会社によって設定料金が異なるので、複数の会社に確認をしましょう。

運搬費が発生しませんが、運搬を行う人や車両の確保を行う必要があります。

 

・リユースやリサイクルを行う場合

アクリル板は綺麗な状態であれば、新たにアクリル板を設置したい企業へリユース品として売却することが可能です。

リユースが難しい場合は、資源化することが可能ですので、資源化可能な業者へ相談すると良いでしょう。

資源化を行う場合でも物量や材質によってはコストをかけずにリサイクルできる場合があります。

リユースやリサイクルを行うことで環境負荷を低減しつつ、コストも抑えることができますのでオススメです。

 

 

【アクリル板はリユースやリサイクルすることが推奨されています】

アクリル板は各地で大量に発生しており、廃棄を行うのであればリユースやリサイクルすることが推奨されています。

今度はそれぞれの方法について解説していきます。

 

 

・アクリルのリユース

アクリル板のリユースは、除菌や汚れを落としてアクリル板としてそのまま利用する場合もあるようですが、簡単な加工を行って、アクリル製品(コースター、アクリルスタンド、アクリルキーホルダー等)として再利用することもあります。

材質によってはリユースが難しい場合があるので、リユース業者に相談すると良いでしょう。

 

・アクリルのリサイクル

アクリルは一般的にはマテリアルリサイクルをされることが多いようです。

マテリアルリサイクルとは廃棄物を新たな製品の原料に用いるリサイクルです。

マテリアルリサイクルを行う場合は、素材(樹脂種類)ごとに分別し、それぞれの樹脂原料として再利用されることが一般的です。リユースが難しい場合は、マテリアルリサイクルを行うことで環境不可を減らすことができ、またコストも抑えることができます。

 

 

【当社のご提案】

当社はグループ企業である美濃化学スカイコーポレーション株式会社でマテリアルリサイクルのご提案が可能です。

そのため、アクリル板の搬出や運搬、リサイクルまでのご提案を自社グループ内で行うことができます。

 

・撤去から分別まで全て当社でご提案可能です

当社では日頃、お客様のオフィス内から廃棄物の搬出作業、運搬作業を行っており、大規模なオフィスからの搬出作業実績もございます。

アクリル板は通常執務スペースや会議室内に設置されていることが多いですが、迅速に設置場所から撤去することが可能です。また、アクリル板の材質が複数ある時には現地にて分別も実施いたしますので、お客様のお手間をかけずに回収いたします。

回収したアクリルは弊社グループ企業の倉庫へ輸送し、マテリアルリサイクル品として製品原料に生まれ変わります。

当然、製品原料として買取をいたしますので、単純に処理を行うより安価にアクリル板を回収できます。

 

 

当社ではアクリル板のみならず、様々なリサイクルをご提案しております。

横浜市、川崎市内で廃棄物処理の委託やプラスチックリサイクルをご検討される際は、是非当社までご相談下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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