倉庫から発生する廃棄物の処理はどうする?|廃棄物|横浜市・川崎市内の廃棄物回収といえば日本ビソー

木パレット

皆さんこんにちは!日本ビソーの森井です。

今回は倉庫から発生する廃棄物を適正に処理するためのポイントを説明していきます。

 

様々な荷主の荷物を保管している倉庫では、荷主の業種によって様々な廃棄物が発生します。

廃棄物は性状、排出事業者の業種等により、区分が異なるのでしっかりとルールを把握しておかないと気が付かない内に不適正処理をしてしまうケースもあります。

 

 

目次

【倉庫で発生するのはどのような廃棄物?】

倉庫業で発生する主な廃棄物は、荷物の運搬に使用するパレット、荷物の梱包に使用するPPバンド、ストレッチフィルム、荷物の受渡で発生する伝票類等が主になります。

その他にも荷物が破損する等して発生する廃棄物がありますので、倉庫業では様々な廃棄物が発生する可能性があります。

廃棄物は排出事業者責任の観点から適正に処理する必要があります。

発生する廃棄物がどのように区分されるのかを具体的に記載していきます。

 

・一般廃棄物に該当するもの

事業者から発生する紙製ゴミ、木製ゴミ、生ごみは基本的に事業系一般廃棄物に該当します。

ただし、倉庫で発生する木パレットについては産業廃棄物の「木くず」に該当するので注意が必要です。

 

主な事業系一般廃棄物

  • 伝票等の紙ゴミ
  • 割り箸
  • 事務所内の飲食で発生した生ごみ
  • 木パレット以外の木製品

 

・産業廃棄物に該当するもの

事業者から発生する事業系一般廃棄物以外の物は基本的には産業廃棄物になります。

 

主な産業廃棄物

  • プラスチック製パレット
  • 木製パレット
  • 発泡スチロール
  • 廃液類
  • 一斗缶、ドラム缶等の金属製品
  • PPバンド、ストレッチフィルム等のプラスチック製品
  • 空き瓶、板ガラス等のガラス製品

 

・リサイクルができるもの

倉庫業で発生する廃棄物の中にはリサイクルしやすい物があります。

環境負荷を減らす観点からもリサイクルは行った方が良いですし、物によっては有価売却も可能なのでコスト削減に繋げることができすます。

 

具体的には以下の廃棄物はリサイクルがし易い物になります。

  • プラスチックパレット(リユース、マテリアルリサイクル等)
  • 木製パレット(木材チップへのリサイクル等)
  • PPバンド(マテリアルリサイクル等)

 

 

【排出事業者は誰になるのか?】

荷主の荷物を預かって管理を行っている荷物を廃棄することになった場合等は、誰の責任で廃棄を行うのが正しいのでしょうか?

倉庫で発生する廃棄物の排出事業者について解説します。

 

・荷主が排出事業者になるケース

倉庫に預けている製品を廃棄する場合は、一般的に荷主が排出事業者となって適正に処理を行う必要があります。

例えば、食品等の製品を倉庫に預けていたが、製品に異物が混入していたため廃棄することになったという場合では、

原則的には荷主の責任で処理を行うこととなります。

 

・倉庫業者が排出事業者になるケース

倉庫業者が排出事業者となるケースは、倉庫業を行う上で必要な器具備品、伝票等を廃棄する場合になります。

例えば、倉庫内でパレットを移動するハンドリフトの廃棄、倉庫で梱包作業を行った際に発生する梱包材等の廃棄は倉庫業者が排出事業者になります。

 

 

【倉庫で廃棄物処理を委託する場合のポイント】

倉庫業者が廃棄物処理を委託する場合のポイントについて解説します。

倉庫業では様々な廃棄物の発生が予測され、荷主に代わって荷主の廃棄品について、処理業者選定のサポートを依頼されるケースもあります。

処理業者選定を適切に行わないと、自社だけでなく荷主にも迷惑をかけてしまう必要がありますので注意しましょう。

 

・発生する廃棄物の種類と委託予定業者の許可範囲を調べる

倉庫業で発生する廃棄物に加えて、預かっている荷物が廃棄になってしまう場合も考慮して、なるべく多くの種類の廃棄物を扱える業者を選定すると良いでしょう。

例えば、食品を扱うことが多ければ食品の廃棄が可能な業者、廃液や薬品を扱うことが多ければ廃液等の処理が可能な業者を選定しましょう。

 

廃棄物業者は許可証に扱うことのできる品目が記載されているので、まずは許可証から多くの品目を扱うことのできる業者を選定すると良いでしょう。

その他に複数拠点で倉庫業を運営しているのであれば、広域に回収ができる業者を選定するのもオススメです。

 

許可業者の調べ方は以前のブログをご参照下さい。

「産業廃棄物の排出事業者は誰?責任や委託業者の選び方を解説」内の「許可・認証の有無」よりご確認下さい。

許可業者の一覧が各自治体で掲載されていますので、許可業者一覧より選定していきましょう。

 

 

・回収依頼から回収作業まで迅速に対応できる業者を選定する

許可の範囲以外にも重要な部分では、依頼から作業まで迅速に対応ができるか?という部分です。

倉庫業で発生する廃棄物(特に荷主の廃棄物)は突発的に発生し、迅速に片付けたいというケースが多いのではないでしょうか?

許可業者に廃棄物処理を委託する前に、回収条件、回収依頼の流れ等を確認して、迅速な対応ができる業者かをチェックすると良いでしょう。

また、許可業者の営業スタッフの対応が迅速か?という部分もチェックしましょう。

 

・リサイクルに対応している業者を選定する

前述の通り、倉庫で発生する廃棄物にはリサイクルが可能な物が含まれています。

コスト削減、環境不可低減のためにもリサイクルが可能な業者を選定しましょう。

 

許可業者によって、どのようなリサイクルを行っているかは異なりますので、1つの選定基準として複数の業者にヒアリングを行うと良いでしょう。

 

 

【神奈川県横浜市・川崎市の倉庫業で発生する廃棄物処理は日本ビソーまで】

当社では、固形物から廃液類まで運搬を行う許可を取得しておりますので、幅広い廃棄物の処理をご提案できます。

また、弊社グループ内、グループ外に複数のリサイクル業者とお取引がありますのでお客様の業種に合わせて適切なリサイクルをご提案いたします。

倉庫業で発生する廃棄物でお困り事がございましたら、お気軽にご相談下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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