横浜市・川崎市で剪定枝を処分する方法は?4つの処分方法と処分のポイントを紹介|廃棄物|横浜市・川崎市内の廃棄物回収といえば日本ビソー
庭木の剪定は、美しい景観を維持し、植物の健康を保つために重要です。しかし、剪定によって生じる枝の処分については、多くの方が悩むところです。
この記事では、横浜市・川崎市で剪定枝を処分する方法とその際の注意点を詳しく解説します。
目次
【剪定枝とは】
剪定枝とは、庭や公共の場の草木を整えるために切り落とされた枝を指します。剪定後に出た細い枝や葉っぱ、根株なども剪定枝に含まれます。建設工事を伴わず、植栽の管理によって発生した剪定枝は、廃棄物処理法に規定する「一般廃棄物」に該当します。
一方、建設工事から発生する根株や伐採材は「産業廃棄物」に該当します。この記事では、個人宅の庭木の管理目的で発生した剪定枝を想定しています。
【剪定枝を放置するリスク】
剪定枝は処分にも手間がかかるため、つい放置してしまいがちです。しかし、剪定枝を放置すると次のようなリスクがあるため、速やかに処分することをおすすめします。
・近所トラブル
放置された剪定枝は景観上、美しくないというだけでなく、ご近所トラブルにも発展しかねません。剪定後も、草木は養分を保っていることから枝葉が伸びる可能性があります。剪定枝は往々にして庭の隅に置かれるため、伸びた枝葉が隣地にまで達してしまうと「越境」になってしまいます。
また、草木の樹液には、車体やフェンスなどを傷ませる成分が含まれていることもあります。越境した草木から漏れ出した樹液や枝の先端などが隣地の所有物や通行人に危害をもたらしてしまえば、損害賠償請求されるおそれもあります。
・火災リスク
剪定枝の放置で気をつけなければならないのは、火災です。枯れた枝葉は可燃物にあたるため、とくに乾燥した季節には、放置された剪定枝が火災の引き金になってしまったり、隣地で発生した火種が引火してしまったりすることも見られます。
火災リスクが高まることもまた、ご近所の方から剪定枝の放置が敬遠される理由の1つです。
・害虫・害獣トラブル
剪定後の草木に残る養分は、害虫や害獣を寄せ付けてしまうおそれもあります。たとえば、木造住宅の大敵となるシロアリは、草木を養分とし、暗く湿った場所を好むため、放置された剪定枝と土の隙間などが格好の住処になります。
また、カビもこのような環境を好むため、カビを餌とする害虫・害獣が発生する要因にもなってしまいます。
【剪定枝の4つの処分方法】
横浜市・川崎市で剪定枝を処分するには、いくつかの方法があります。庭の規模や自治体の規則などによって適切な方法は異なるため、自分に合った処分方法を検討しましょう。
1.家庭ゴミとして少量ずつ処分する
剪定枝は、家庭ゴミとして出すことも可能です。しかし、出し方には規定があります。
横浜市では、枝の長さは50cm未満とし、1回の排出量は両手で抱えられる程度の束が2〜3束程度と定められています。また、川崎市では、同じく最長辺が50cm未満、枝の太さは10cm程度と定められています。いずれの市も、規定以上の大きさの場合は粗大ゴミとして出します。
2.市区町村の施設に持ち込んで処分する
一度に大量の剪定枝を処分したい場合は、市区町村の処理センターに持ち込むことも可能です。ただし、受け入れ可能かどうかは自治体によりますのでご注意ください。
川崎市では、一般家庭から発生する剪定枝(お庭にある樹木の剪定等)は持ち込みによる処分はできません。事業活動に伴う剪定枝(事業所敷地内の樹木の剪定等)は許可を受けた民間業者か市の処理センターで剪定枝を受け入れています。市の処理センターの受け入れ基準は、長さ50cm未満・太さ10cm未満で小さく束ねてあるものです。1Kgあたり15円の処理手数料がかかります。
3.園芸業者等に依頼する
剪定を園芸業者に依頼すれば、多くの場合、剪定枝の回収もしてもらえます。ただし、剪定とは別に処分費用を請求されるのが一般的です。依頼後にトラブルにならないよう、剪定枝の回収が可能か、回収にはいくらかかるかを事前に確認しておきましょう。
4.不用品回収業者に依頼する
- 一度に大量の剪定枝を処分したい
- 自治体の規定通りに切り分けたり、束ねたりするのが大変
このような場合は、不用品回収業者に剪定枝の回収を依頼しましょう。自治体に出すより費用はかさみますが、一度に剪定枝が処分できるため、先述したリスクや労力が大きく低減します。
不用品回収業者に依頼するときの注意点は、必ず自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得て営業している業者に依頼することです。無許可の業者に依頼してしまった場合、ゴミを排出した人が委託基準違反に問われるおそれがあります。
日本ビソーは、横浜市・川崎市から一般廃棄物収集運搬業の許可を得て不用品回収に当たらせていただいております。
※廃棄物の許可について詳しく知りたい方は以下の記事をご参照下さい。
【剪定枝を処分する際のポイント】
剪定枝を処分する際には、次のようなポイントに配慮しましょう。
・ごみ捨ての規則を守る
自治体によって剪定枝の処分方法は異なるため、事前に地域のゴミ処分規則を確認することが重要です。一部の自治体では、剪定枝の大きさや重さに制限がある場合があります。
横浜市、川崎市のルールは、前述のとおりです。規則を守らない処分は近隣トラブルの原因にもなり得るため、ルールに従って適切に処分しましょう。不明な点は、自治体の清掃部門に問い合わせると良いでしょう。
・自宅の庭で焼却しない
剪定枝を自宅の庭で焼却することは、環境汚染や火災のリスクを高めるため、避けるべきです。多くの自治体では、屋外での焼却が禁止されています。焼却することで発生する煙は、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。また、火花が周囲の可燃物に引火するおそれもあるため、安全で環境に優しい処分方法を選択しましょう。
※廃棄物を屋外で焼却する野焼きは原則法律で禁止されています。
・枝をなるべく短く切っておく
剪定後の運搬や処分を考えれば、枝はなるべく短く切っておくことが懸命でしょう。剪定後に切り揃えるのは大変です。剪定の際に「50cm未満」になるようにカットしていくと良いでしょう。
・束ねるときは重量に注意
剪定枝を束ねる際に重要なのは、ひとつ一つの束を重くしすぎないことです。大きな枝は小さく切断し、束ねることで搬出が容易になりますが、持ち運べない重量にしてしまうと、ゴミを出すにも回収してもらうにも苦労します。
・剪定時・剪定後にケガを負わないようにする
剪定枝の処分作業中には、特に鋭い枝先や重い枝によるケガに注意が必要です。作業中は適切な保護具を着用し、手袋や保護メガネを着用することもおすすめします。また、枝を持ち運ぶ際には、重さを適切に配分し、腰や背中に負担がかからないようにしましょう。安全な作業方法を心がけることで、ケガを未然に防げます。
・公園や森林などへ投棄しない
自然環境への剪定枝の無責任な投棄は、生態系への悪影響や法律違反の可能性があります。公園や森林への投棄は、害虫や病気の拡散の原因になるため避け、適切な処分方法を選び、地域の環境を守りましょう。
【まとめ】
剪定枝の正しい処分は、環境への配慮やトラブル回避という観点から非常に重要です。横浜市・川崎市では剪定枝を家庭ゴミとして出すことも可能ですが、一度に多くの剪定枝を手間をかけずに処分したいと考えている方は、ぜひ日本ビソーまでご相談ください。
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また、事業者として剪定枝が発生する場合の処理についても対応しておりますので、その際は事業系一般廃棄物としての処理をご提案いたします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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